11月7日(土)、千葉市立畑小学校の体育館で、東京2020オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得した宇山賢さんをお招きし、講話会「世界一になるまでに大切にしてきたこと」を開催しました。
団員と保護者、あわせて43名が参加しました。
立冬を迎えたこの日、体育館は少し肌寒く感じられました。
宇山さんが話し始めると、子どもたちは目を輝かせ、熱心に耳を傾けていました。
世界一への歩みと、試合への向き合い方
はじめに、宇山さんが映像を使ってフェンシングを紹介してくださいました。
団員のほとんどが初めて見る競技です。
「テニスと似ているところはどこだろう?」と考えながら、子どもたちは画面を見つめていました。
講話は、事前に団員や保護者から寄せられた質問をもとに、対談形式で進めました。
競技を始めた頃に意識していたこと、試合での緊張との向き合い方、うまくいかないときの気持ちの切り替え方、チームの力。
なかでも子どもたちが聞き入っていたのは、東京2020で控え選手として登録され、交代で出場し、仲間とともに金メダルをつかんだときのお話でした。
途中では、テニスのトップ選手がサーブ前に行うルーティンを映像で見ながら、宇山さんにその意味を伺いました。
質問タイムでは、ためらいながらも勇気を出して手を挙げる団員の姿があり、宇山さんは子どもたちの質問に一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
講話会の終了後には、金メダルを間近で見せていただきました。
団員と保護者から寄せられた声
講話会のあと、団員から多く寄せられたのは、「試合前や試合中のルーティンを決めたい」という声です。
試合前に一人でマイナスなことを考え込まないようにしたいと、自分の課題に重ねて受け止めた団員もいました。
「体格に関係なく、技術や頭脳があれば誰だって勝てる」という言葉を、心に残った言葉として挙げた団員もいました。
保護者からは、ルーティンで気持ちを切り替えることや、事前に準備することの大切さを改めて感じたという感想が届きました。
競技は違っても、目標に向かう姿勢や、本番で気持ちを整える工夫は、テニスにも通じます。
この日の学びを、それぞれの練習や試合、日々の生活に生かしてくれたらうれしく思います。
宇山さん、お忙しい中、団員のために貴重なお話を聞かせてくださり、本当にありがとうございました。



